源兵衛川生きもの物語



	種名（しゅめい）：ホトケドジョウ（ドジョウ科（か））静岡県版（しずおかけんばん）レッドリスト：絶滅危惧（ぜつめつきぐ）ⅠA類（るい）（東部（とうぶ））全長約（ぜんちょうやく）６㎝で、源兵衛川（げんべえがわ）では２～４、６、７ゾーンで見（み）られます。開発（かいはつ）に伴（ともな）って生息地（せいそくち）が減（へ）ってしまっています。体（からだ）はまるい筒（つつ）のような形（かたち）で、太短（ふとみじか）い。体（からだ）の色（いろ）は黄色（きいろ）みを帯（お）びた茶色（ちゃいろ）で、体（からだ）のあちこちに黒点（こくてん）が散（ち）らばっています。口（くち）ひげは４対（つい）あります。湧水（わきみず）を水源（すいげん）とするような水温（すいおん）が低（ひく）く、流（なが）れの緩（ゆる）やかな小川（おがわ）で暮（く）らしています。ドジョウのように川（かわ）の底（そこ）には潜（もぐ）らず、一匹（いっぴき）で水草（みずくさ）の間（あいだ）を泳（およ）ぎ回（まわ）ることが多（おお）いです。水中（すいちゅう）を漂（ただよ）って生活（せいかつ）する生物（せいぶつ）（プランクトン）や水底（みずそこ）で生活（せいかつ）する小動物（しょうどうぶつ）を食（た）べる、動物食（どうぶつしょく）です。産卵期（さんらんき）は３～６月（がつ）です。